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そして父になる 結末 ネタバレ [映画]

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『福山雅治が泣いた…』カンヌ国際映画にも取り上げられた映画、【そして父になる】に福山さんが自ら出演依頼したそうなんです。福山雅治さんが涙を流した理由とは?!まずはあらすじ&ネタバレ&結末から話していきます。

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テレビや雑誌でも話題をさらっている映画 『そして父になる』 は4月18日に開催された
カンヌ国際映画祭に今作と 『藁の楯』 が正式に出品されたのはまだ記憶に新しいと思います。


まずはお決まりのあらすじから(笑)

”家族への思い、突きつけられる残酷な事実。”

今回、初の父親役を演じる 野々宮良多 こと福山さんは学歴、仕事、家庭。
自分の能力で全てを手にいれ、自分は人生の勝ち組だと信じてやまなかった。


ある日病院から1本の電話で、6年間不器用ながらも育てた息子は病院内で取り違えられた
他人の夫婦の子供だったことが判明する。



切ってもきれない血のつながりか。

愛した時間か。

妻みどりは迷い、苦しみながらも重大な決断をしなければいけない【その日】までを
どう過ごすのか。


愛、絆、家族とは何かを問う、感動間違いなしのドラマです。



”多くの人が涙した理由”

今回の映画はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選ばれ、
映画の評価となる最高賞『パルムドール』を受賞したそうな。


公式上映が終わった後、エンドロールが流れると約2000人もの
観客から、拍手がおくられなんと!13分ものスタンディング・オベーションが流れました。


多くの観客が涙し、福山雅治さんも拭っても拭っても流れる涙は止まらなかったほど。

いい男ですねー。人前では涙を流さないのが男です。

でも流してもいい涙はあります。

それは感動した涙。

自分の気持ちにはウソはつけない。嘘はつかない。

そんなことを思ってしまった映画ですが、実はこれだけではないのです。

この福山さんの”涙”にはわけがある。知っている人は少ないと思いますが、
少しばかり福山さんの過去を話しましょう。


”家族へのわだかまり”

2人兄弟の次男として長崎に生まれ、父親は博打が好きで家に帰らず
母親がパートに出るなどして生計を立てていたそうです。

月の収入が20万にも満たないので当然、家族で旅行に行ったり
買い物や外食もなく贅沢なんてしたことがない。

女手一つで2人を育てる母親と、たまに帰ってきては大声で
怒鳴る父親の姿しか見ていなかったと言います。


そんな父親も17歳のときに亡くし、葬儀に来たのは当時マージャン仲間だった人たち。
小指がない父親の棺おけにマージャン牌をいれる仲間たちを複雑な気持ちで見ていたそうです。


高校を卒業後、電機メーカーに就職するもわずか5ヶ月で上京を決心します。

ミュージシャンになるために上京したのですが、本当は家族と離れて暮らしたいという
思いが強かったといいます。

俳優として、ミュージシャンとして、デビューした電話を母親にしても
褒められるのではなく子供扱いされたみたいですね。

家族なんて…という思いが強くなる一方で実家にも帰らないことが当たり前になっていき、
結婚への願望も薄くなっていったといいます。


福山さん自身も結婚はしないんですか?というインタビューアに
『結婚願望があまりないのも、おそらく自分の中に”家族”というものに対して
いい印象がなかったからでしょうね。』と

とはいえ今年で44歳。
年を重ねていくうちに考えも変わってくるのではないでしょうか。

周りも次々と結婚していき、焦ったからでしょうか
2008年のラジオでは
『来年に40になるから今年こそは結婚する』と宣言しファンが騒いでいました。


こんな話も。

結婚情報誌のCMの曲の依頼が来たときも
『本当は男性目線でのウエディングソングを作るつもりが、どうしても詞が浮かんでこない。
視点を女性に変えたことで【家族になろうよ】が生まれたんです。』
といってます。

それほど結婚に対して意識がなかったのでしょう。

なんか切ないですね。


今回の『そして父になる』は初めて福山雅治さんが監督にオファーをしたといいます。
そのオファーとは
『家族を描いた映画を作って欲しい』とのことです。


今、ミュージシャンでもあり俳優でもあり続けているのには
亡き父親を超えたいということでもあり、自身が活躍することで
若いとき得られなかった母親の愛情ともいえる”認められること”なのかもしれません。


上映は10月5日になります。

ぜひこの日はあなたの大切な家族と本作品を見に行くことをおススメします。

もし今家族と関わりのない無縁類者だったとしても、家族ありきの
”自分”がいるということを忘れないでください。


もし家族がいないひとは、血の繋がりがなくとも家族は作れるということを
心に刻んでください。


そしてこの映画を見た後は

いっぱい泣いてください。

いっぱい笑ってください。

いっぱい話してください。

限りある時間を大切にするように。

家族を大切にしましょう。


キャスト

野々宮良多: 福山雅治

野々宮みどり(良多の妻): 尾野真千子

斎木ゆかり: 真木よう子

斎木雄大(ゆかりの夫): リリー・フランキー

野々宮慶多(良多の息子): 二宮慶多

斎木琉晴(雄大の息子): 黄升炫

野々宮のぶ子(良多の義母): 風吹ジュン

上山一至: 國村隼

織間忠治: 大河内浩

石関里子(みどりの母): 樹木希林

野々宮良輔(良多の父): 夏八木勲






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